健康へ投資して資産を守る
どうも!!mikiです。
現在の日本では約30%が高齢者となっており、それに伴う医療費の増加が国家予算の多くを占めているのが現状です。高齢化の要因は、出生率の低下や医療の発達による平均寿命の増加などが挙げられます。
今回は、若いうちから健康へ投資を行い、老後の資産を守る方法について書いていきます。
日本の平均寿命と健康寿命
平成22年に厚生労働省が公表した資料に、平均寿命と健康寿命について記載があったので下記に示します。
- 男性の平均寿命が79.55歳、健康寿命が70.42歳
- 女性の平均寿命が86.30歳、健康寿命が73.62歳
このデータから男性は約9年、女性は約12年の間、何らかの病気にかかっているということになります。
すなわち、日常の生活とは別に医療費が必要となっていきます。
老後に必要な介護・医療費
様々な機関が老後に必要な介護・医療費について調査しており、約1,000万円ものの大金が必要と言われています。
日常生活に合わせてそのような大金を老後に用意しなければならないのです。
実際に、厚生労働省のデータによると、60~89歳までの医療費自己負担額(保険料を含む)は、2014年度で平均115万円とのことでした。
これらのように、長生きすることで将来的に経済的負担が大きくなることを「長生きリスク」と言います。
健康への投資という考え方
老後の健康をつくるために、若いうちから健康への投資が必要になります。
健康への投資と聞くと、お金をかけてサプリメントやジムに通ったりということを想像する方が多いと思いますが、日々の時間を将来のために使用する(つまり投資する)ことで、十分効果が得られます。
では、将来の健康への投資方法について書いていきます。
太ももの筋肉をつける
高齢者が寝たきりになる要因として、太ももの筋力低下によるものがあります。実際に、多くの医学的な研究で、太ももの筋肉量と寿命には関連性があるとされています。太ももの筋力をつけるには、ジョギングなどが必要ですが、時間のない方には、スクワットがオススメです。
有酸素運動
適度な有酸素運動は、うつ病や認知症の防止に効果的です。しかし、早朝や炎天下に行うと心疾患を引き起こしてします可能性があるので注意が必要です。
コストカットも重要な資産形成方法
資産形成と聞くと、投資や副業により資産額を大きくすることが一般的ですが、将来に必要となる出費を回避することも、立派な資産形成です。
言い過ぎかもしれませんが、若いうちから健康を意識して行動することによって、将来の1,000万円を節約できると考えれば、その価値は高いと思います。