アップルショック再来か!?
どうも!!mikiです。
一昨日の話ですが、日米両市場に衝撃がはしる発表がありました。
その発表とは、GAFAの一角を担う大企業であるアップルが「1-3月期売上高目標を達成できない」というものです。つまり、米国最大手の企業であるアップルの業績悪化ということです。
この発表を受けてNYダウ、日経平均株価は大幅下落となっており、ハイテク関連株に関しても6%以上値下がりしているものもあります。
今回は、アップルの業績悪化要因や今後の見通しについて書いていきたいと思います。
アップルの発表内容
ここでは、アップルの発表内容について簡単にまとめていきます。
アップルは、現地時間2月17日に投資家向けの発表を行いました。その内容としては
- コロナウイルスの影響を受けた方、対応に取り組む方々と私たちの心は共にある。
- 2020年1月28日に発表した業績見通しに対して、2020年1~3月の業績が下回る。
- 新型コロナウイルスの影響でiPhoneの製造と販売に影響が出ている。
というものです。
つまり、コロナウイルスの影響でiPhoneの製造ができず、かつ中国国内での販売ができないため、売上が出ないということです。
業績悪化の要因
上記の内容と重なりますが今回の業績悪化の要因は、中国を中心に流行している新型コロナウイルスによるものです。
新型コロナウイルスの流行と共に、中国の旧正月である春節が重なり工場の可動が遅れたためとされています。実際に、感染はしていないものの交通インフラのマヒにより、帰省先から戻れない人もいて、iPhone生産工場は人手不足とのことです。
工場での生産停止に加え、中国国内のアップルストアが営業できず、世界でも最大級である中国市場での売上が落ち込むという結果となっています。
つまり、アップルはiPhoneの生産と世界最大級である中国市場での販売ができない状況となっているのです。
今後の影響
今回の発表は1~3月の売上に関するものですが、新型コロナウイルス収束のメドはいまだにたっていないため、この影響がいつまで続くのかは不明です。
しかしウイルスの特製上、夏頃には収束すると思われるため、年間を通しての影響は出ないと思われます。
また、今回の業績不振は外因的要因であるため、アップルという企業体制に問題があるわけではありません。実際に、投資家の中には世界最大級の企業であるアップルの株を安く購入できるチャンスという主張をしている人もいます。