株で借金を背負わないために

どうも！！mikiです。

株式投資を行っているという話をすると、借金を背負う危険性について聞かれることがあります。先日も、とある有名な億トレーダーが数日で億単位の資産を失い、借金を抱えてしまうというニュースが流れました。このようなニュースをみると、株式投資は失敗すると借金を背負ってしまうという間違ったイメージを抱きがちです。

しかし、基本的には株式投資によって借金を背負うことはありません。

今回は、株式投資で私が実践している借金を背負わないためのルールを書いていきます。

借金を背負わないためのマイルール

では、上記でも述べた私が普段実践している株式投資で借金を背負わないためのルールについて書いていきたいと思います。

信用取引をしない

株式投資で借金を背負うパターンの多くが信用取引によるものです。

信用取引とは、自身が持っている金額以上の取引を行える取引です。詳しく説明すると、自分が保有する株式もしくは現金を保証金として証券会社へ預けることで、保証金の価値以上の現金もしくは株式を借り、それで取引を行うものです。

つまり、元本よりも高額な株取引を行うことができるため、ハイリスクハイリターンな取引となります。

信用取引のメリットとしては、少ない元本で多くの取引ができることや、保有する元本では得ることのできない利益を手にすることができます。しかしその反面、元本以上の損失を出し借金を背負う危険性もあります。

全て余剰資金で行う

資産運用を行う上で最も重要なルールは、自分の稼いだ金額の中からさらに生活費を差し引いた余剰資金で行うことです。

現在、キャッシングなどで容易にお金を借りることができます。消費者金融や銀行のカードローンなどで得た資金で株式投資を行うと、毎月お金を借りた利率以上の収益を上げなければなりません。

そうなると、毎月のノルマが高くなるため冷静な判断や株価が上がり切る前に泣くなく売却するといった事態に陥ります。

また、自己資金で行ったとしても生活費に手を出してしまった場合だと、結果的に借金を背負ったり、生活費のために株式を売却することにもつながります。

ルールを守るのに心がけている習慣

月々の給与の中から資産運用へできるだけ多くの資金をまわせるように、日頃から必要最小限の生活を心がけています。

衣類や家具、家電から生活雑貨、食料品に至るまで、全て必要なものしか置いていません。使わないけど何となく持っていたものは、全て売却しそれらにかかる維持費がかからないようにしています。また、無駄な飲み会なども控えており、より多くの資金を投資に回せるようにしています。

しかし、ストレスを感じないように食事やネット環境、書籍などは節約せずに購入しています。

金銭的な面だけでなく、日々の生活費が少ないと精神的に楽であり、余分な物が自宅にないため、投資関係の勉強に打ち込みやすくなります。

最後に

株式投資などの資産運用では、リスクを取れば大きなリターンがあります。そのため、上記で述べたルールを遵守することで、借金を抱えることはありませんが、その分リターンも小さくなります。

投資を行うときは、許容できる最悪の場合を想定しそれに見合った投資方法を選択する必要があります。私の想定する最悪の場面は、保有している株式がゼロになることです。そのため、一社のみの集中投資を行うことはできますが、信用取引などはしていません。

これからも、上記のルールを遵守しながら株式投資を行っていきたいと思います。